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【呪術廻戦/五条悟R18】魔女は花冠を抱いて眠る

第29章 「善意の逆理 Ⅱ**」


……あー。
そう来る?

僕が予想していたのは、もっと単純で、もっとエロい言葉だったのに。
身体も心も、全部で僕に甘えてくるみたいな。
あまりにもらしい言い方すぎて。



「……反則」



僕は逃げるみたいに彼女の胸元へ顔を埋めた。
小ぶりだけど柔らかい胸に頬を押し当てる。
聞こえてくる心音が心地いい。


が戸惑ったように顔を覗き込んできた。



「せ、先生……?」



……呼ばないで。
今、顔見られたら困る。

だって、今。
自分でもわかるくらい、顔が緩んでいるから。


すると、が僕の頭をよしよしと撫で始めた。



「先生、かわいい」

「……」

「大好きです。こういう先生も、ぜんぶ」



……負けた。
完全に今のは負けた。
不意にくる「大好き」は、結構くる。



「」

「は、はい……?」

「そういうこと言うと、あとで困るのは自分だからね」



脅すみたいに言ったのに、が少し嬉しそうに笑った気配がした。


ああ、もう。
だけだよ。
こんなに、僕の情緒乱してくるの。

最強だとか。
五条悟だとか。
特級呪術師とか。
そんなもの、どうでもよくなる。


は、まだくすくす笑っていた。

その余裕が、どうしようもなく腹立たしくて。
どうしようもなく可愛い。

僕は彼女の背中に回していた腕に力を込めた。



「じゃあ、責任取ってもらおうかな」

「せ、せきにん……? 」



間の抜けた声が落ちるより早く、彼女をベッドへ押し戻した。
その時、の腕が僕の首からほどける。
その手首を掴んで、シーツの上に縫い付けた。



「僕の余裕、ここまでなくさせた責任」

「……っ、あ、あの……」

「僕がかわいい……だっけ? いいよ。今の、ちゃんと覚えておくから」



逃げ場を奪うように、さらに腰を引き寄せる。
これからすることを知らせるように。
僕のものをすでに湿ったそこに、ぐりっと強く押し当てた。



「でも、次にそれを言う余裕があるかは、知らないけど」



そう言って、僕は彼女の中を押し広げるように腰を沈めた。
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