第24章 「可惜夜に眠る 後編②**」
重たいまぶたを少しだけ持ち上げると、熱を帯びた蒼い瞳が、私を真っ直ぐに見下ろしていた。
「僕の指、ぎゅーって締め付けちゃって。きもちよかった?」
先生は、ゆっくりと私の中から指を引き抜くと。
間接照明の薄暗い光の中、先生の指がとろとろに濡れて光っているのが見えた。
私の中から溢れたもので、ぐっしょりと濡れている。
「見てよ、これ。全部の」
その指をわざとらしく私の目の前で動かすと、 透明な糸が指と指の間で細く伸びた。
(やだ、見せないで……っ)
たまらず両手で顔を隠そうとしたが、その手首をすぐ掴まれて、顔の前から外されてしまった。
「そんな顔しないでよ。もっと、ぐちゃぐちゃにしたくなる」
そう囁かれたと同時に、先生の手が私のパジャマのズボンにかかった。
抵抗しようとしたときには、もう遅くて。
するりとズボンと下着が一緒に、脱がされてしまった。
ひんやりとしたシーツの感触が、直接肌に伝わってくる。
反射的に膝を閉じようとしたけど、それより早く先生の体が割り込んだ。
「隠しても無駄だって、いつも言ってるでしょ」
そう言って、先生の顔がゆっくり下がっていく。
お腹の上をかすめるように、白い前髪がさらりと揺れた。
(うそ……待って、そこは……っ!)
先生の端正な顔が、私のいちばん隠したい場所に近づいていく。
「せんせぇ……だめっ、汚いから……っ!」
必死で体を起こそうとしたが、ベッドへ押しつけられた。
「汚くないよ。をもっと気持ちよくさせたいだけ」
ちゅっと内腿に、先生の唇が落ちる。
(あ……そんなとこ……っ)
さっきまで指でかき回されていたところに、熱い吐息が掠めた。