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【呪術廻戦/五条悟R18】魔女は花冠を抱いて眠る

第20章 「君の心をさらったその日から**」


湯に濡れたの肌は、指が吸いつくほど柔らかくて。
そのあとは、もうめちゃくちゃ抱いた。
風呂でも。部屋でも。


(……あー、だめだ)

 
思い出しただけで、身体の一部が熱くなってくる。
また一緒に入りたい。


その一心で、口が動いた。


 
「……い、いたたた……」

「えっ!? せ、先生!?」



大げさに頭を押さえると、の顔がみるみる強張った。

 

「うーん、ちょっとフラつくかも……ここで倒れたら、マズいよねぇ……お風呂場とかだったら、滑って頭を打っちゃったりして――」

「入らないでくださいっ! もう寝ましょう! ねっ!」

 

食い気味の声が、真剣すぎて可愛い。
うん、すごく素直。
でも、疑うことを知らなさすぎて、術師としてはちょっと心配になるな。
まぁ、そういうとこも好きなんだけど。


 
「でもさー、汗かいたからお風呂は入りたいなぁー」

「そ、それなら……あ、濡れタオルで拭けば……! 持ってきますねっ」

「だから、一緒にお風呂入って?」

「へっ……!?」

「それなら、僕が風呂場で頭をぶつけることもないし、お風呂も入れて万事解決!」

 

未だ理解できてないの手を取って、廊下の奥へと歩き出す。

 

「せ、せんせぇっ、だ、だめですってばっ……!」

「大きい声出すと、おばあちゃん起きちゃうよ?」

「うぅ……っ」

 

手を引くたび、後ろから引っ張られる。
でも、この体格差じゃ、ね。

 

「わ、わたし、そういうつもりじゃ……っ、きゃっ!」

 

小さな悲鳴と同時に、足を取られてよろけたの体を支える。
そのまま片腕でひょいっと持ち上げた。
顔を真っ赤にして暴れるを抑えながら、風呂場の前に辿り着く。



「大丈夫、さすがに何もしないよ。一緒に入るだけ」



そう言って、にこっと笑った。
嘘に決まってる。
でも、こう言っておけば、はちょっとだけ安心する。



「ほ、ほんとに……?」

 

ほら。
その一瞬の迷いと油断が、可愛くてたまらない。

 

ドアを開けて、を中へ押し込む。
僕も脱衣所に足を踏み入れ、背後で扉を静かに閉めた。
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