• テキストサイズ

【呪術廻戦/五条悟R18】魔女は花冠を抱いて眠る

第18章 「血と花の話をしましょう**」


「……ごめん、聞こえなかった」

「もう一回、言って?」

 

先生は耳元で、わざとらしく。
くすぐるみたいに、悪い声で笑う。

 
そして、私の手を片手で掴んでシーツに押しつけた。
もう片方の手は、私の腰を深く抱え込む。



「僕も、二週間待たされたわけだし……」

「たくさん突いていいよね?」



ゆっくり、じっくり、そして時に荒く。
緩急をつけた動きが、全身を支配していく。



「っ、ん、や……あっ、あ、っ――」

「の声、可愛くて何度でも突きたくなる」

 

先生の声すら、下腹の奥に直接触れられているみたいに感じる。

 
(また……くる……っ)

(や、もう……)


どこを触れられても、もう全部が性感帯みたいで。


 
「ひっ……ん、ふっ……あ……あぁ……っ」

 

私の反応を愉しむように、先生の動きが深く、速くなる。

 
(いく、また、きちゃう――)


ぐ、と奥を擦られた瞬間、喉の奥からかすれた声が漏れた。

 

「ひっ……あ、あっ、そこ……っ!」

 

腰が跳ねた。
熱がぶわっと駆け上がる。

 

「……っ、あ……っ、や、いく……ぅ……」
 


ごつん、と突き上げられた拍子に、視界の端が光でちかちか滲んだ。
足の指がきゅうっと丸まる。 
それに反応したように、先生の腰が強く沈んだ。

 

「……っ、く……」

 

そのまま、深く何度か打ちつけるように動いて、沈み込んだ腰が一瞬だけ強く痙攣する。


気づけば、先生の首に手をまわした。
そうしなければ、溺れてしまいそうだったから。


(……すき……っ、すき……せんせ、……)


繋がった部分が、まだじんじんとしている。
心臓の音も、息の乱れも、全部――先生のものと混ざって、うまく分からない。


(……せんせ……)
/ 442ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp