第23章 ❄️💫🦊13
蒼side
「ん、、、うぅ゛、、、、」
カーテンからわずかに透ける日差しで目が覚めた。
スマホで時間を確認すると朝の7:48分。
いつもより少し遅い時間に目が覚めたみたいだ。
ここで、私はふと一つの疑問を抱いた。
(私、昨日自分からベッドに入ったっけ?)
そう、自分で2階に上がってきた記憶がないのだ。
急いで昨日の記憶を掘り起こす。
布団の準備をして、それから眠たくなって寝たところまでは覚えている。
だが、そこから先の記憶がないのだ。
私はここで思いついた。
(下にいるアイツラに聞けばわかるのでは?)
ということで、私は朝ごはんを作るついでに聞こうと思って一階に降りた。
1階に降りると何人かはすでに起きていた。
「赤城君、宇佐美君、テツ、マナも、おはよう」
赤「お!蒼ちゃんだ!おはよ〜」
宇「よう!おはよう!」
佐「おはよう、蒼ちゃん」
緋「おはようさん!」
「おはよ、朝からテンション高いね、」
緋「まぁ、朝には慣れてるしなぁ」
「Oriens全員強いじゃん」
赤「確かに!今思えばそうだね」
宇「マナはコメディアンで朝から出ること多いし、俺もジムの開店作業があるしな!」
佐「僕もウェンくんも大学生だから早めに準備とかしてるしね」
ここで私は一つの質問をした。
「あのさぁ、一個聞いていい?」
緋「ん?どないしたん」
「私さ、、、、昨日どうやってベッドまで行ったの?」
佐「、、、、、へ?」
「いや、ソファーで寝てからの記憶なくて、自分で2階に上がった記憶なんてないからどうやって行ったのかな、、って思って」
赤「あー、なるほ、ど、ね、うん、、、、」
「え?なにそんな言いにくいことだったりする?」
宇「いや、言ってもいいだろうけど、言ったら多分お前持たねぇだろうな、、、と思ってな、、、」
「、、、、、、いや、多分大丈夫だと思うから言って」
緋「多分て、、、、、なら言うけど、昨日お前がソファーで寝た後ちょっと起きたんよ、そしたら蒼がライに『部屋まで連れてって』
ってゆーたからライが連れてったんよ」