第22章 ❄️💫🦊12
蒼side
ご飯を食べ終わった私達は、お風呂に入る順番を決めた。
結果は私、未海、男どもとなった。
男どもは一人ずつ入るか、という話になったのだがうちのお風呂は結構でかいから全員ではいる事になった。
「じゃあ、私先入ってくるね」
未「いってらっしゃ〜い」
にしても、今日一日でよく五人と仲良くなれたな、、、とつくづく思う。
人見知りの私が一気に五人と仲良くなるなんてありえなかったし仲良くなるためにはそれなりの時間を有していたから自分でも本当に驚いている。
そんな事を考えながらお風呂に浸かる。
お風呂から出た後は必ずスキンケアとヘアケアをしている。
Vtuberという仕事をしている以上、他人と関わる機会が増えるため、常にきれいでいるようにしたい、と思って頑張っている。
それからドライヤーも済ませた私はリビングに戻った。
「未海、出たからお風呂入っておいで」
未「は〜い、ってあおめっちゃいいにおいする〜!」
「え、ちょっ、急に何?」
未「え!?皆も思わない!?」
星「いや、急にそんなこと言われても」
叢「わからんわ〜」
宇「俺もわかんねぇかも」
小「あ〜、まぁ、匂いはするな」
佐「え゛僕わかんないんだけど、、」
伊「あぁ、言われてみればフルーツ系の匂いはするかも」
緋「まぁ、たしかにな」
赤「何の匂い?シャンプー?トリートメント?」
「うーん、、、多分ヘアオイルかも、たしかアプリーベリーの香りって書いてあったし」
未「え〜!超いい匂い!ねぇねぇ、つかっていい!?」
「wwいいよ自由に使いな」
未「やったーー!入ってくるね!」
緋「え、ちょ、蒼、こんな事言うのも変やけどさ、」
「え、何、どしたの」
緋「髪の匂いかいでもええ?」
「、、、、、え?」
緋「いや、だめやったらええけどさ」
「あ、いや、いいけど、、、、」
緋「ほんま!?じゃ、ちょっと失礼するで」クンクン
マナに毛束を持たれて匂いを嗅がれた。
匂いを嗅がれる感じがちょっとくすぐったくも感じてしまう。
緋「、、、、めっちゃええ匂いする、、、」
伊「え、ちょっ、俺も嗅いでみたい!」
「えぇ、、、?」
伊「蒼、ちょっとくすぐったいかもよ?」