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【天は赤い河のほとり】短編集

第5章 ラムセス:01│エジプト*恋物語


【エジプト*恋物語】ドリームside
ラムセス:恋人│2(1/2)/3P┃3300文字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
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「ね、ラムセス…」

深夜──────────

情事後に目が覚めたわたしは、今夜はお泊まりしてくれたラムセスの寝顔に話しかける。

彼が起きないかをじゅうぶんに確認してから。面と向かってはとても言えないことも、意識がないときならばなんでも言えた。


「わたしはね…こうやってラムセスがいてくれて、会いに来てくれて、一緒にご飯食べてイチャイチャできるだけですごく幸せなんだよ。きっと他の誰より幸せ。だから……どんなこともささいなことなの」

ちゅっ

ラムセスの頬に軽く口づけして胸に絡まるように抱きつく。『この腕の中にいられるならばなにが起きても平気』と幸せにまどろみながら眠りへと落ちていった。
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