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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第5章 副隊長、好きです


「………す、き……。」


「僕も好き。愛しとる。」


嬉しそうに微笑んだ彼は、私の唇に自身のソレを優しく重ねた。

彼の唇は温かくて胸がぽかぽかして、心が彼の愛で満たされていく気がした。


ゆっくり離れた唇は緩く弧を描き、少し震えている。


「やっばい…なんやこれ……嬉しすぎて死んでまいそう…めっちゃ心臓痛いわ……君も、僕に言われてこないなってたん?」


「……宗四郎に殺されるのかと思ってた。」


頷くとへにゃっと笑って泣きそ…と呟きながら私の肩に顔を埋めた。


少しの間そうしていると、塗らんとと呟きながら離れて服の裾に手をかける。

だが、その手は捲らずに離れた。


「今見たら絶対手ぇ出してまう…。」


「いい、よ…?」


「あかんて…怖いやろ?大事にしたいねん。」


あんなにしたいって言ってたのに…。

でも、大事にしたいと言われてはもう何も言えない。


手ぇ出してと言われたので出すと、指に塗り薬を出された。


「っ!あかんあかん!!やめいって!ちゅーか、やっぱブラつけてなかったんかい!!」


服を捲って塗ると手を前に出して顔を背けているが、目線は私の胸を向いている。


「さっきからずっと乳首気になってほんまあかんかったわ!……やっぱ無理や、我慢出来へん…ちょっとだけええ?」


ダメと言って背中を向けた。

触りたいんだったら、塗る前に言って欲しかった…。

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