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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第10章 副隊長、母に会ってください


着ていたTシャツの裾に指をかけて彼を見つめる。

ん?と首を傾げられて出ていく気は無いのだと悟り、大人しく脱いで下着を受け取る。

つけてみると驚く程ピッタリで、なんで私の胸のサイズを知ってるんだと見つめると、Eやろ?と首をまた傾げられる。


「初めて触った時ビビったもん。君、着痩せするタイプやろ。見た感じ、Cくらいやと思っとったんに…。」


「どこ見てたのっ!!」


「ははっ、男やもん。」


はよ選んでやと言われズラっと並んだ服を眺める。

本当は一度家に帰って着替えようと思っていたけど、その必要はなくなってしまった。


服を見ているといきなり下を脱がせられ驚いて見てみると、ブラと同じ色のパンツを持っている。

足上げてと言われたので大人しく上げ履かせられる。

下着は宗四郎が選ぶのね…。


オーバーサイズのシャツを選び、下は風に揺れそうな柔らかいロングスカートを選んだ。


着ていると彼も着替え始める。

ん?お揃い?

同じようなシャツを着て、下はさすがにスカートではなくワイドパンツのようだ。

色まで揃えて…。


「ん?君の服、全部僕とお揃いやで?」


「へ!?これ、全部揃えたの!?」


カップルはお揃いがええやんと笑う彼を見て、呆れを通り越して尊敬の念を抱く。


「ほぼ着ぃひんと思うけど、パジャマもお揃いやで!」


「ほぼ着ないとは…。」


「え、だって、セックスしたら裸のまま寝るやろ?」


そんなに毎晩するつもりなのか…?

必死で首を横に振る私に彼は眉を下げる。


「やっと抱けたんや、なんべんでもしたいわ…何年我慢した思うとるん?」


そう言われてしまえば無理だと言うことも出来ず、大人しく抱かれようと思った。

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