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ハリー・ポッターと笑わないお姫様【2】

第17章 折れた杖と残されたもの


【あとがき】


ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

『秘密の部屋』編も無事に完結することができました。
お付き合いくださった皆さまに、心から感謝をお伝えしたいです。


アラゴグの章で、チユが『リディクラス』を使ってしまったのですが……本来あの呪文はボガートを相手に使用するものだというのが完全に頭から抜けてました。
どうか笑って受け流していただければ幸いです。


今回もまた、チユの瞳や羽根にまつわる秘密を深く描ききることはできませんでしたが、いよいよ次は『アズカバンの囚人』編に進みます。
ずっと書きたいと思っていた章に辿り着けることを嬉しく思います。


反省点としては、ジョージとの関係をなかなか思うように進展させられなかったこと、そしてオリジナルキャラクターであるゼロ・グレインをもっと魅力的に描き、掘り下げられなかったことです。
次の物語では、そのあたりにも丁寧に取り組んでいけたらと思っています。


改めまして、ここまでお読みいただきありがとうございました。
次の作品でも、引き続きチユの物語にお付き合いいただければ嬉しいです。

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