第2章 カカシ
今私の心臓はドクッ、ドクッと激しく鼓動している。
顔から火が出そうなほど顔面が熱い。
………ちょっと待って。これはいままでより刺激が強すぎるって!
まだ読んで数ページなのに。もう息切れしそう。でも続きが気になってやめれないよ、、キリのいいところまで読んであとは家で読もう。
どれくらい読んでいたのだろう、急に肩を叩かれて現実に引き戻された。
びっくりして顔をあげると知らない男の人が2人立っていた。
「おーい、おねーさんなにやってんの?てか顔真っ赤だし、大丈夫?」
「さっきから何回も声かけてんのにさ。なんの本読んでんの?」
片方の男にひょいと本を取られてしまった。
「ちょっ、ちょっと、返してください!」
ベンチから立ち上がり本を取ろうとするも男の人たちは本を上にあげたため届かなかった。
「なになに?イチャイチャタクティクス?聞いたことないなー。内容は…意外と大きいのね、アナタのって…こりゃぁ官能小説じゃねーか。それも18禁かー。おねーさんはこういう趣味?」
ニヤニヤしながら舐め回すよう見てくるその目の気持ち悪さから目を晒した。
「やめてください!たしかにそれは18禁で過激な場面もありますが、正真正銘恋愛小説です!勝手なこと言わないでください。本かえして!」
「でもさ、この小説読んでたからそんな真っ赤な顔して呼吸乱してさ、実際興奮してたんでしょ?俺らが相手してやるからこっち来なよ。」
「違います!ちょっと…やめてください!離して!」
男の人たちに腕を掴まれてグイグイ引っ張られる。
腕や振り払おうとするも力が強くて女の私では無理だった。