第4章 500年後から***
(だけど···)
モラクスさんの私を見る目は
すごく優しかった
ごろん···
(···色々話してみよ··)
うと···うと··
「まずは···ぐぅ」
ねた
··カタン
タッ··
ザッ。
(こいつが、岩王帝君の嫁と言われし)
「にんげん」
我は信じぬ。
岩王帝君が何処にでもいる人間などに許すとは、
スッ··
(我を救ってくれた岩王帝君は···)
このような人間など··
「何をしてる。魈」
バッ··!
「帝君···」
「俺が決めたんだ。受け止めなくてもいい」
だが
良く見てるといい
(···静かな殺気を出してた)
我は、何をしようとした