第4章 500年後から***
「ーーー」
「ーー!」
契約の嫁との会話は当たり前な感じだと思っていたが
こんなに暖かく感じるのは初めてだ
いや、あの日以来だな
彼奴らとの会話も充分に愉快だ
なでなで
「···ふふ」
「モラクスさん?」
「お前の名はなんだ」
「✿です」
「✿か、いい名だな」
··キュン
(顔がいい)
って毎回ときめいてどうすんの!
✿✿✿
「ごゆっくり」
パタン
ばふっ
「づあぁーーーー!色々ありすぎだよーーー!」←枕にうずめ叫ぶ
(ありえない展開すぎる、私がモラクスさんのって··)
チラッ
(手の甲に確かにある龍の印)
私はモンドの親から生まれた娘
風神様の国