第10章 ねむる レリル
その後
包帯さん(名を聞いてない)は動けるようになり
毎日ではないが外に出かけてる
行先は告げず
ただ
むにぃ
「むー(なんなんだ!?)」
「·····」
頬をつまみ外を出る
(伸びる!絶対!)
チラッ
「クーヴァキの雨、タオル用意しとこ(服も用意しとこ)」
(包帯さんのクーヴァキの雨を見る目がなんか悲しそう)
✿✿✿
ガチャ
「····」
たたた
「おかえりなさい、見事に濡れてる。はい」
ぼふっ
「椅子に座ってください、拭きますから。」
ぽたぽた
「·····」
ドカッ
わしわし
『·····』
シュルル、ぎゅっ
(またかー)