第10章 ねむる レリル
「··〜♪」
「?、何の歌だ」
「これですか?私はモンド生まれですからね。吟遊詩人さんに教わりました。この歌の名前は··」
"愛をささやく母"
わしわし
「〜♪」
「···(歌など知らない、だけど)」
スッ…ぎゅっ
「〜♪、包帯さん?(珍しい)」
自分から抱きついてきた
「···ル··」
「うん?」
「名を、レリル」
ぱぁ
「はい!レリルさん!(やっと教えてくれたー!)」
「お前は··赤子か」
「違います、私は✿です」
「··✿か」
すぅー····
(花の匂いがする)
「よし、軽く拭いたので今のうちにシャワー浴びてください。風邪引きますよ」