• テキストサイズ

ランタン

第10章 ねむる レリル



『レリル、お預けね』

『ソリンディスーーー!』

(早く、見つけなければ。ソリンディス···)

ぱっ☆
「終わりました!だいぶ怪我も治って来たみたいですから良かった良かった!」

「·····」

「それでは休んでくださいね、私は片付けしてきます」

「·····」

シュルル···ぐい
「なっ!?赤い手?!」

「消えるのか」

「喋った···隣の部屋にいますよ。片付けしなきゃ」

「何故助けた」

「そりゃ、痛そうだし。辛そうでしたから」

「野垂れ死にさせれば良かっただろ」




ぎゅーー····
(言葉と手がごちゃごちゃだな)

「私は包帯さんが誰であろう今、目の前で泣きそうな人をほっとけません!今だってこの手が寂しいって伝わりますよ」
/ 154ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp