第10章 ねむる レリル
最近
拾った(?)猫(?)がよく
(まただ)
ぎゅっ
「··ぅ··すぅ··」
(クーヴァキの雨降る夜)
ナシャタウンの宿に帰る土地で
ザアアァ····
『··ひと?』
変な妖精さん?に連れられて見つけた
ガララ··ドシャ
『うぅ···』
ふよふよ
『ーー!』
『大丈夫ですか?!』
台車借りて何とか運びもう一部屋借りて
何日かしたあとにこうだ
「···部屋離れてるんだけどな〜··って動けない」
がっちり
(えー···包帯さん。)
✿✿✿
シュルシュル
『·····』
(黒い包帯か、珍しい趣味だよね)←
(····カサカサ、赤子のようなふくよか)