第9章 騒がしい1日
保科の言葉にエマはチラリとカフカの顔を覗くも彼は気付いていない雰囲気にエマはほっと胸を撫で下ろした。
「あ、ありがとうございま…「それから」ん?」
「隊員同士仲良くなるのはほどほどにしておいた方がええ。いつ誰に何が起きてもおかしくない仕事やからな」
『ッ…』
保科の言葉の意味は重かった。
シーンと静かになったタイミングで寮内に警報音が鳴り響いたのであった。
『ッ!保科副隊長…』
「言うとるそばからやな…行くで、初任務や」
保科の言葉にカフカは気を引き締めた。
今日は騒がしい1日だ…っとエマは心の中で呟いたのであった。