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キミの隣【保科宗四郎】

第21章 みんなの知らない彼の顔《番外編》


「今度はなんやねんカフカ!」

『へっ?日比野さん!?』

「副隊長!!補佐官!!頼みます、お二人のツーショットを撮らせて下さい!!!!」

土下座をするカフカにエマは驚き、保科は呆れた様子だ。

話を聞けば、保科ファンたちの中ではエマと一緒にいる時の保科の表情が普段と違うらしく、おまけに保科とエマを推しているものが多く、開眼ショットの代わりにエマと保科のツーショット写真をカフカは要求されたんだとか…

正直に言ったほうが早いとレノに言われカフカは頭を下げることにしたのだ。

カフカの頼みに保科は呆れながらも…

「かまへんで!ええやんな?エマ?」

『え、ええ…』

「え!?いいんすか!?」

予想外の二人の返答にカフカは驚きを隠せずにいた。

そのせいか保科がエマを下の名前で呼んでることにカフカは全く気が付かなかったのだ。

「ただし条件付きや!」

「勿論です!それで条件とは…」

カフカの言葉に保科の口角が上がり、悪い笑みを浮かべる…

そんな保科を見てエマは小さくため息をつくのであった。


保科の条件とは…



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