• テキストサイズ

キミの隣【保科宗四郎】

第20章 保科の休日《番外編》


「ん?市川と古橋やん…なんで僕の後つけとるんや?ってか尾行下手すぎるやろ!…そや!ええこと考えた…」

久しぶりの非番、生憎僕の彼女は仕事や。

正直なところ、1人で休日過ごすのはあんま得意やない。

エマおらんと暇や。

まぁ、エマは18時上がりやからそれからは一緒に過ごす予定や!

今日は幸いにもやることはあるんやけど、おもろそうやから2人を揶揄ってやることにした。

取り敢えずまずは…

「ありがとうございました〜!」

「任務完了です。亜白隊長…数量限定の極上スルメ。我、確保せりですわ」

"任務遂行ご苦労。流石だな、保科。感謝する"

隊長ご所望のスルメをゲットすることや。

無事買えて安心や!

"然しすまなかったな、こんなこと頼んでしまって。白雪の言葉につい甘えてしまった。君は久々の休日だというのに…"

「いえいえ、僕の用事のついででもありますし構いませんて…では失礼します」

とりあえず第一任務はクリア、ほな次やな…

まだ市原と古橋の気配あるなぁ、こいつらどこまで付けて来る気なんやろ

まぁええわ、"アレ"をささっと買ったら行くか。

取り敢えずあいつらに聞こえやすいように…

「さて…気乗りはせえへんけど、行くか…」

/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp