【WIND BREAKER】夜が明けたら【R指定】
第6章 純情ってやつ
梅宮くんの時にはそんな余裕なんて無かったのに、今は条くんの反応に気持ちを昂らせる余裕すらあった。
勃起している条くんのモノを手で掴むと、作務衣の上から優しく撫でてみる。
彼と同じ様にやり方も分からなかったが、そうしたいと言う気持ちが手を動かしていた。
俺は初めて他人から受ける刺激に目を顰めた。
自分でも息が上がってくるのが分かって、沙織ちゃんの下着を脱がせると、自分のズボンにも手をかけた。
ズルッと下着ごとズボンを脱ぐと、彼女の目の前に猛っている俺のモノが見せる形になった。
(……ゴクリ……。)
流石に目を逸らしそうになるが、見下ろしている条くんの表情は私にまだ触って欲しいと言っている様だ。
その条くんの目に誘われる様に、私の手が再び条くんのモノに触れた。
先程よりも、強い刺激に条くんの腰がピクっと震えた。
俺の先端から透明な体液が擦る度に出てくる。
それが沙織ちゃんの手に絡まると、くちゅくちゅと水気を帯びた摩擦音が卑猥に部屋の中に響いた。
ヌルッとした体液が刺激を強くすると、俺は堪らずに彼女に覆い被さる。