• テキストサイズ

烏野高校排球部の日常

第2章 見舞いに行こう!


「え?!影山が熱で休み?!」
「インフルエンザらしい!です!」

日向の答えに
あー、ついに影山もか と一言 漏らしたのは
ノヤさんだった

ついに と言うのも
烏野高校ではインフルエンザが大流行。
クラス閉鎖や学年閉鎖になるほどだ

「っていうか、今更インフルエンザとか遅いな、影山!」
「本当ですよね、流行に乗り遅れてますよね。」

むしろ、今が流行の最盛期なのだが
男子バレー部は影山と香苗以外の部員がほぼ同時にインフルエンザを発症し
その全員が完治したところだった

「っていうか、こんな中でインフルにならない松本は最強だな」
「いやいや、田中さん。最強っていうか、予防接種しただけですけどね」

「おーい、ちょっといいか?」

大地さんが声をかけ、部員が集まる

「急なんだが、このインフルエンザの流行で今日から3日間、どの部も活動できないことになった。」

「ええー?!もう、俺たちは全員かかったのに?」
「お前らの気持ちは痛いほど分かるが、学校側の俺たちの健康面に対する配慮だ。」

でもー
と不満を口々にする部員たち

「そこで、だ!」

澤村の合図で香苗は部員ひとりひとりに紙を渡した
/ 72ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp