• テキストサイズ

烏野高校排球部の日常

第5章 壁ドン


「「「「「お疲れ様でした!!!」」」」」


練習終了。
帰り道、気になってたことをツッキーとぐっちに聞いてみた。


「あのさ、壁ドンって何?」


「え、今さら??」
「壁ドン知らないの??」
「女の子なのに??」

なんか、ツッキーとぐっちに哀れみの目で見られた。


「女の子とか関係あるの?」
「え、あると思うけどな?」
「山口、やってあげなよ。」
「俺?!」

いやー、ちょっとー・・・と渋るぐっち。


「なんかやたらみんな言ってるじゃん。辞書引くじゃん。出ないじゃん?!っていう。」
「あー、辞書には載ってないだろうね…。」
「山口、やってあげなよ。」

だから、ムリムリ!!!と、断るぐっち。

「教えてよー!」

「俺がやるよりさ、背高いツッキーがやった方が・・・」

ぐっちがそう言うとツッキーがすごい形相でぐっちを睨んだ。
それを見ていつもの調子でツッキーに謝るぐっち。

「松本さ、日向に 『やって』 ってお願いするのが一番いいと思うよ。」
「そうなの? 」
「うん!」

なんか、珍しくすごい笑顔なんだけど。

「めんどくさいから日向に押し付けるみたいなのダメだよ!そんで、日向に聞いても知らなかったよ!」

バレたか・・・的な顔だ。それ。
/ 72ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp