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烏野高校排球部の日常

第1章 テスト期間


烏野高校 男子バレーボール部

私は
マネージャーです

今日からテスト期間で部活は一週間休み

「あーあ、今日からテスト期間か〜。部活やりたいなー、部活!!」
「日向くん、テストを目前に控えてそんなこと言ってる余裕あるの?ないよね?」

私の言葉に ないです と、小さな声で呟く日向

「勉強、教えてあげるから頑張ろうよ!!でないと、補習で更に練習時間削られちゃうよー?」
「絶対嫌だっ!頑張る!お願いします香苗大先生様」

定期テストの度に日向とはこのやり取りしてる気がするなー
テスト期間中は放課後残って、日向の勉強を見てあげてるんです

と言うわけで、今日も今から居残り勉強の始まり始まり〜

「あれ、松本じゃん。また日向の勉強見てあげてるの?」
「そうなんだよ!ツッキー!」
「バカの面倒見るのも大変だね~」
「なにおう?!」

「まあまあ、日向。落ち着いて。ツッキーもわざわざ突っかからなくてもいいのに」
「いや、まあ、ついね」

「ツッキーも一緒に勉強して帰ろうよ」

あからさまにめんどくさそうな顔をするツッキー

「いや、遠慮しと「ツッキー?!まだー?!」

ツッキーが断りを入れるのとほぼ同時にやってきたのは

「あー!ぐっち!」
「わー、びっくりした。松本さんか。日向の勉強見てあげてるの?バカの面倒見るのも大変だね」

「なにおう?!っていうか、なんでお前ら同じこと言うんだよ!」
「不可抗力ってやつなんじゃない?」

ツッキーの一言を聞いて
へこむ日向
ドンマイ☆

「ぐっちもさ、一緒に勉強しようよ」
「いいの?!するする〜!」

ぐっちが椅子に座ると
ぐっちと一緒に帰る約束をしていたであろうツッキーも
はあ と大きめのため息をついて座った
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