第19章 ビッグサプライズ

「まぁ、まてって…」

後ろからグッと抱きしめれば首筋に唇を寄せた。

「…コレ？もしかして俺が気に入るかっての」
「…ん…」
「だぁめだって、マジで」
「…ごめ…ｯｯ気に入るとかそんなんじゃないよね…」
「違う…」

声のトーンがグッと低くなれば横抱きに抱き上げられ、そのままベッドに連れていかれる理世。

「…そんなカッコされたらよ、抑えれんのも抑えらんなくなるだろうがよ」
「ｯ…・・それって…」
「もう、黙って」

そういえばタガが外れたように唇を、初めから深く重ね舌を割り込ませる。

「ﾝ…ｸﾁｭ…」

何度も舌を絡め取られる。逃げようとしても敵わないその状況に理世も思考が回らなくなってくる。
唇を塞ぎながらも器用に帯を解いていく悟浄。

「ほら、めっちゃきれい…」
「…ｯｯ」
「それに、すっげぇエロい…」

首筋に舌を這わせ、露わとなった肌にぴたりと自身の体を重ねる。左手は早くに胸を捉え、右手は太ももをまさぐっていく。

「…ﾝ…悟浄…ぉ、はや…いよ…」
「早くねぇよ…それに…」
「…ﾊｧ…ｯｯ…ﾝ」
「早いっていうならそのカッコで誘った理世が悪い」

そういう声のトーンは冗談交じりの声色ではなかった。甘やかすような優しい声色でもなく、理性が飛んでいる様にも思えるほどの男性の声だった。
そんな悟浄の声にも理世はドクンっと胸を高鳴らせていた。

「…悟浄…ぉ…」
「ん…？」

返事をするものの、それよりも、と言わんばかりにちぅっと胸の突起を吸い上げ、かりっと甘噛みを加える。下着を取り外し、指をツプっと挿し入れた。

「…ｧｱ…ﾝ…」
「溢れてんな…すげぇヌルヌル…」

そういえばぐっと上体を下ろして顔を埋め、あふれ出てくる愛蜜を吸い上げる。

「…ﾝ…」

指を抜いて舌を差し込む。そうかと思えば指で秘芽を擦り上げる。

「…ｧｱ…それ…ダメ…」
「ダメじゃねぇくせに」
「…ﾝﾝ…」

びくびくっと快楽を持っても、まだ舐めるのをやめない悟浄。指こそ離れるものの、舌先は秘芽を捉えたままだ。