第28章 不意打ちの情
「続き、見てぇなぁ…」
「…へ?」
あまりにも予想の斜め上を行った悟浄の言葉に理世は少し戸惑いを隠せなくなっていた。
「…だからよ?俺がいないときに理世がどうやって自分の事してんのか、見たいって事」
「…そ、んなの…やだ…」
「嫌ってことねぇだろ…」
「…だって…」
「さっきまでシてたのに?」
「だって…それは」
「俺がいなかったから、だろ?」
「…そうだよ…」
「んじゃぁよ?俺がいないって思ってくれていいよ?」
「どういう事よ…」
「その通りの意味。続けてくれていいよって話だ」
「…そんなの…」
「見たい」
正直に、まっさらな気持ちを前面に出した悟浄。
「それによ?自分の事どうやってシてるのか、知りてぇなって思ってな」
「…ッッ…」
そういわれて理世は少し戸惑いながらもゆっくりと胸元に手を移す。ゆっくりと揉みだすものの、先にしっかりと触れていたため、すでに突起はピンと主張をしていた。
「…ンァ…ン…」
「…それで、終わり?」
「それでって…ッッ」
「さっきのがもっと素直になってたじゃん?」
にっと笑う悟浄。じっと見つめるそのルビーアイに吸い込まれるように理世の右手はゆっくりと秘部に移っていく。とろっとしたそこに指を滑り込ませる理世…ーーー
秘芽を擦りながらも浅くナカに指を進める。ほど浅くシていれば悟浄はくすっと笑っていた。
「…やっぱ、そこなんだな…」
「…ッッ…」
すっと身を近付いて、しかし触れる事はないままにギリギリのところの至近距離で理世の自慰を見つめていた。
「…ご、じょぉ…」
恥ずかしさと気持ちよくなりかけた時、すっと悟浄は焦らし続けた理世の指を取り上げた。
「…ッンァ…」
愛液のついた指を口に含めば口角を上げて笑いだした。