第22章 愛で満たして

「ほら、力抜けたろ…」
「…ｯｯ…」
「今夜は目いっぱい甘やかすから、覚悟しろよ？」

そういわれて秘芽をくるっとひと回しする。腰もびくっと跳ね上がるものの、とめどなくあふれる愛液を止めることは出来なかった。

「ほら、足、開いて？」
「…ﾝ…」

太ももにちゅっとキスを落とし、舌でツゥ…っと焦らしていく。そのまま幾度となくキスを交わし、数か所には痕も残していく。

「風呂上がりだからかねぇ…すっげぇきれいにつく」
「…あんまり…つけないで…」
「嫌？」
「見え…ちゃう…」
「だぁから、見せてやれって…」

するりと手で撫で上げながらも赤くヒクヒクと待ち受けるそこを見逃すことも無く、悟浄はツプっと指を挿し入れた。

「…めっちゃ気持ちいんじゃん？」

射れてすぐに子宮口をかすめるほどに降りてきている理世の秘部にクツクツ笑う悟浄。そのまま焦らすのをやめ、手で足を押さえれば舌を這わせた。
生温かく、ざらりとした舌の感覚が敏感に腫れあがっている理世の秘芽をかすめれば声が上がる。

「…かわいい…その声好き」
「…ﾝｱｧ…」
「もっと聞かせて…？」

そう言いながらも悟浄自身も今までにない高揚感に満たされていた。

「…ごじょぉ…ﾝ」

秘芽を舐めながらも悟浄の右手はするりと胸に伸びてくる。

「…ｧｱ…！」
「とりあえず、イっとけ…」

そういえば執拗すぎるほどに秘芽を弄ぶ悟浄の舌。ビクビクと体を震わせながらも理世は息を吐く事すら忘れて意識を悟浄の舌に持っていかれる。

「…ほら…」

舌先でつつけれればそのまま絶頂へと誘われる。

「…ﾝｧｱ…ﾝ…」

するりと腰を撫でる手にですらびくっと体を震わせた理世を見て、嬉しそうに口元をぬぐい、体を起こす悟浄。そんな相手にうすらと目を開ければ、頬に手を重ねる。

「…んー？何？」
「ちゅぅ…したい…」
「ん」

そうして引き寄せる理世とほぼ同時に悟浄もまた顔を近づける。そのまますぐに舌を割り込ませて絡め合う。