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【第一章】世界の支配者篇 〜定められしサークリファイス〜

第23章 魔法使いの生還





「お陰で研究所の通路が使い物にならなくなったから今、政治部隊と護衛部隊に頼んで修理しているところ」

「ちなみに私はその関係でこの一週間すっごく忙しかったわ」



尾崎幹部直属部隊【護衛部隊】
準幹部兼中原幹部秘書・東雲美鈴


護衛部隊は一言で表すと防衛用軍隊である。
医療班、護衛班、拷問班と大きく二つの班に分かれている。
医療班と護衛班は遊撃隊と共同で任務を行う場合があり、医療班は美鈴がいるお陰で成り立っていると言っていいだろう。


「僕も現場見に行ったけど酷かったっす」

「次は私だけど、今週は梶井の騒動のせいで復興と治安維持で結構忙しかったわ」





◆ ◆ ◆




「おい!そこしっかり動きなさい!手を休めるな!使えないわね!生きてる価値無いんじゃないの!!」

「ひぇ~東雲準幹部怖い」

「中原幹部の前だと甘々らしいぜ」

「ギャップ萌えってやつか」

下級構成員の男性構成員が話していると美鈴の怒声が聞こえてくる。

「そこ!無駄話をしない!」

「「「すみません!」」」


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