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凜恋心【最遊記】

第52章 純白の花嫁(前編)


♢ side悟浄&八戒&悟空 ♢

パーティーを終え、入浴も皆終えた後、それぞれの部屋に戻っていく。時を見計らって悟空と悟浄は八戒の部屋に集まってきた。

「入るぜ?」
「悟浄!おっせぇよ!!」
「いや、てかなんでそんなお前早いんだよ!」
「だって、すっげぇ楽しみで!」
「そうですね!」
「それで?教えてくれよ!明日どうなんの?俺今日一緒にいなかったから教えてよ!」
「まず始めに、昼間の教会使用は叶いませんでした。まぁ、クリスマスですし…、しかも急だったので…」
「じゃぁどうすんだよ…」
「まぁ聞け、猿」
「しかし、礼拝も終えた後の、そして、少し遅くなってもよければ、と言う時間であれば、借りることはできました。」
「遅いって…どのくらい?」
「悟空には申し訳ないのですが、夕方、十七時頃です。」
「なんで俺?」
「そのくらいの時間にいつもテメェは腹減った!って言い出すだろ」
「むっかーー!!それなら俺先に食うし!」
「と言っても悟空?その前に準備がありますからね、そうそう食べてる時間はありませんよ?」
「……なんとか…腹減らないようにする!!」
「お願いしますね?」
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