• テキストサイズ

凜恋心【最遊記】

第5章 災難、そして心


♢ おまけ ♢


「…で?三蔵サマが喧嘩?!」
「喧嘩にもならねぇ…」
「……ククク」
「ギャハハ!雅サイコー!俺も見たかったー!」
「悟空も悟浄もそんなに笑ったら…いけませんよ」
「そういう八戒だって笑ってんじゃん!」
「…いい加減にしろ、テメェら…」

帰った後に雅が洗いざらい話した結果、三人はお腹を抱えて爆笑し出した。

「…ねぇなんでそんなにわら『雅は黙ってろ』……何で?」
「テメェが話したからこうなったんだろうが」
「だって聞かれたから…」
「チッ…」
「で?三蔵サマ☆たばこは買えたの?」
「うるせぇ」
「悟浄?野暮ですよ」
「雅を迎えに行ったんだろ?」
「え?」
「…どいつもこいつも…」
「あらぁぁー…」
「うるせぇんだよ!」

ガウンガウンッ!

昇霊銃は三蔵の声と同時に唸りを上げ、瞬間的に静かになるものの、また穏やかにも賑やかな声が、部屋に響いていた。
/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp