第35章 冷たさの中の熱✿保科宗四郎✿裏
「ま、待って…!えっと、その…抱かれたい、けど……私もしたいことがあるの…」
「なに?」
少し息を吐き出し、自身から手を離した。宗四郎を見ることが出来ず、目を泳がせる。熱に浮かされてもいない、今の状態で言うのは恥ずかしい。
手を取られて、指に何か触れた。宗四郎のモノだった。握らされるけど、恥ずかしくて何も出来ない。宗四郎に気持ち良くされたら、なんでも出来るのに……。
「は、恥ずかしくて出来ない……宗四郎に、ぐちゃぐちゃにして欲しい…何も考えられなくなるくらい…」
「何してもええっちゅーことやな?……ほな、力抜いて。ぐちゃぐちゃにしたる」
唇が重なり、今度は迷うことなく舌が絡まる。私もそれを受け入れる。水音が僅かに響き、宗四郎が触ってくれている時のことを思い出した。こんな風に僅かな水音からどんどん激しくなって、ぐちゃぐちゃにされる。
でも今日は…乱れるだけじゃ嫌なの。宗四郎のことも乱れさせたい。そんな姿を私は見たい。私の前で全てを晒け出して。
キスをしてるだけで下腹部が疼く。早く、触れて欲しい。あなたが私に教えたから……理性も何もかも失くして、快楽に堕ちることを__
腰を撫でた指がゆっくり滑って、胸に触れた。優しく包み込んで、柔く揉む。突起がわかりやすいことに気付いた宗四郎はすぐに摘んで、コリコリと捏ねる。腰が跳ねた。
「……ブラしてへんの?やから、必死に隠してたんや」
唇が離れてすぐに酸素を求めた。だけどすぐに塞がれて、鼻で大きく息をする。パーカーの中に手を滑り込ませて、突起を捻った。
「んッ!ふ…んぅ……そ、んんっ!」
爪で引っ掻き、何度も弾く。その度に腰が跳ねて、鼻から声を漏らした。いつもはキスもしないし、胸だって触らない。すぐに一番敏感なところに触れられて、おかしくなるだけ。
だけど今日は、ゆっくり溶かされていく。脳に酸素が回らなくて、白く霞んでいく。ソファの背凭れに身体を預けた。