• テキストサイズ

魅惑の恋【短編集】

第34章 徒花→アザレア✿保科宗四郎✿裏


「ほな、擦るだけ。……なんなん、クリ触らせとったくせに、イかせてもろたら、終わりなん?お前やって悪いんやからな」

溜め息をついた宗四郎は自身を下着の中に戻し、未だに喘ぎ声が漏れるスマホを手に取る。

「その気もないくせに、無防備に男の家上がんなや」

だって…宗四郎の傍にいたいから…でも、そんなのは伝わるはずもなかった。「他の女にするわ」と寝室を出ていく。ほら…宗四郎は私じゃなくてもいい。だからしたくないんだよ。

また戻ってきた宗四郎は、私の荷物をベッドの上に放り投げた。次々と、宗四郎の家に置いていた私の物が、ベッドの上に広がっていく。

「もう来んで。僕としたないんやろ?来る必要ないやんか」

だから…だから、関係を進めたくなかったのに…簡単に壊れてしまうから。私が許せば、一緒にいてくれるの?私のこと、好きになってくれるの?そんなこと、してくれないくせに。

物を鞄の中に詰め込んで、宗四郎の家を飛び出した。本当に他の女とするんだろうか__。
/ 387ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp