第29章 花を散らす✿市川レノ✿裏
「下も見せて?」
腰で止まっていたワンピースをゆっくり下ろして、下着姿にされる。恥ずかしい、隠したい…見て欲しくて自分で着てきたのに、いざとなると恥ずかしくて堪らない。
「下はもっとすごかった。見えちゃってる…開いてよく見せて?」
レノ、慣れてる…したことあるのかな…そんな風に思っていると足を開かれて、割れ目をスーッと撫でられ、驚いて腰がビクッと揺れた。レースで透け透けの下着の上からなぞられて反応してしまうなんて、恥ずかしくて堪らなかった。
ふふっと笑ったレノはフロントホックを外して、露わにした胸を見た。隠したくて手がぷるぷる震える。
「ごめん、美影だけ恥ずかしいよな」
Tシャツを脱ぎ捨てたレノは両手で下から持ち上げるように胸を揉んで、片方の突起に舌を這わせた。揉みながらちろちろと舐めて、もう片方を指で押し込むように優しく刺激される。指の腹で優しく撫でられて舐められていれば、甘い声を漏らしピクピクと震えることしか出来なかった。