第28章 副隊長のモンブラン✿保科宗四郎✿裏
朝一で買ってこいとは言われたが、さすがに時間がないので、夜まで待ってもらうよう懇願したら、意外にもすんなり了承してくれた。なので、訓練終わりに急いでケーキ屋さんに向かう。
なかなかモンブランが残っていなくて、何軒も回ってやっと手に入れた。急いで基地へと戻り執務室へと駆け込む。
「すみません!遅くなって…残ってなくて…はぁ、はぁ…」
「どこまで行って来たん?そない走らんでもよかったのに…」
モンブランが入った箱を受け取った副隊長はパソコンを閉じて、お仕置やで〜と私をどこかへと連れていく。昨日のアレと買ってきたのでチャラじゃ…。
あまり使われていない部屋に連れてこられると机に座らせられて、服を脱げと言われる。慌てて隊服の襟元を掴んで縮こまる。なんでそんなこと…。
「僕のモンブラン食ったくせに、アレだけで終わる思うとるん?はよ脱げ」
隊服を無理やり脱がせられて、インナーとレギンス姿になってしまう。副隊長は自身のベルトを外し私の手を縛って、インナーを捲り胸を露わにする。そのまま下は全部剥ぎ取られて、咄嗟に足を閉じて縛られた手で隠す。
大丈夫やでと言いながら私の手を持って上げ、足の間に身体を滑り込ませる。何が大丈夫なのかわからない。気持ちええことしかせぇへんよ〜と柔らかく喋りながらモンブランを箱から出し、膝裏を持って足を開いた。
「あ、やから隠さんでって……ほんまは僕にこういうことされたかったんやろ?そういう目で見てきとったやん」
嘘だ…私そんな風に見てない…尊敬はしているけど。隠すなと強い口調で言われると隠していた手は勝手に離れ、副隊長の手から逃れた足もそのままの状態にしてしまう。ええ子やねと笑った副隊長はモンブランを私の恥部の上に置き、顔を埋めた。