第10章 年上幼馴染は絶倫✿保科宗四郎✿裏
目が覚めて、いつの間にか眠ってしまっていたことに気付いた。
「ん…怪獣、倒すで……。」
「い"っ!?う"っ…宗四郎くん!!」
夢でも怪獣と戦っているのかと笑いそうになったら、胸の突起を思いっきり摘まれた。
千切れるかと思た…。
急に大声で名前を呼ばれた彼は目を開いて、状況をわかっていないようだ。
摘んでいる力が弱まっているのでいいのだが、いつまで触ってる…。
「なぁ、あの後何回したん?」
「……え?わからん。いちいち数えんわ。もっかいしよか!」
この人の体力に底はあるのかと疑いたくなる。
無理と言って起き上がろうとするが、腰が痛過ぎる。
痛ない?と茂みに手を這わせたので慌てて止めた。
そのせいで腰の痛みに悶えることになった。
してる時も今も、痛みは全然ない。
「あーごめんな、声枯れてもうたな。」
「それはええけど……当分えっち禁止や。」
「はぁ!?なんで!?無理!!絶対あかん!美影とやれんのやったら、死んだ方がましや!」
大袈裟過ぎやろ…。
毎回こんなにされたら私が死ぬのだと睨む。
「嫌や、やるんやもん。する言うまでやめへん。」
「っ、あかんって!今はやめてや!んんっ…なぁ……あ、ん…。」
割れ目に押し込まれた指が陰核をふにふに刺激する。
やめさせようとしてもビクともしない。
宗四郎くんと結婚すると言ったことを少し後悔した。
好きやよと耳元で甘く囁かれても、絆されてなんかやらない。
初めてやから手加減して言うたのに、理性飛ばしてガンガンした罰や。
「今はせぇへんから、待てはやめてや。」
「愛しとる。」
?を浮かべる彼にもう一度愛してると言った。
ありがとうと返ってきたので睨むとえぇと情けない声を上げる。
好きだけで絆されると思わんで。
「愛しとる…?」
「なんで疑問形やねん。私、愛されてないんかぁ…悲しくわぁ。」
「っ!愛しとる!めっちゃ愛しとるよ!モンブランより愛しとるで!!」
あぁうん…と微妙な返事をしてしまったが、温かく包み込まれて満たされる感覚に、クスッと笑った。
___________....end.