ダイキライなあの人は私の元婚約者【怪獣8号*保科宗四郎】
第6章 それぞれの想い
「うっ、、くっ、、すまん、、、っ、、、ッ!」
「終わりだ、、グシャッ)ッ!」
僕も怪獣も何が起こったんか一瞬分からんかった。
気が付けば僕は怪獣の手に掴まれたまま地面に叩きつけられたのだから、、、
「イテテテ、、何が起こったんや、、なっ!!」
目の前に現れたのは小さな背中、、その手には背中を覆い隠すほどの大刃が握られている。
「なかなかやるな、、、女」
「!!お前なんでここに!?」
『分かってくれたと思ってた、、、私の強さを認めてくれたって、、、』
「、、、すまん。そやけどいくら強かっても、、、『っるさい!』」
『言うても分かってくれへんのやったら、今ここで証明したるわ。そのほっそい目見開いてよう見とき!』
「(やばい、が関西弁や。相当キレとるやん)なに、、、言うてんねん、、アホなこと言うな!無理や!」
『小此木さん、お願いします』
「り、了!!!」
『1分あげる、、、』
「はっ、、、?」
『1分で止血して、さっさと立ち上がり。それが出来ひんかったらうちの夫には相応しないわ』
"開放戦力、、、90%"
「なっ!!!!」
90%やと!?
僕とそないに変わらんやんけ、、、
『ふぅ、、、、ほな、怪獣討伐始めよか、、、、』
の瞳の色が鋭く光った、、、