ダイキライなあの人は私の元婚約者【怪獣8号*保科宗四郎】
第5章 《番外編》写真撮影作戦!
「うーん、、、」
「なんや小此木ちゃん、そんな唸ってどないしたん」
なにやら唸りながらパソコンを触る小此木に保科が声をかける。
どうやら広報用の写真を選ばなくてはならないようなのだが、思ったよりもいい写真が多くて困っているんだとか、、、
1人で決めきれないので手伝って欲しいとのことだ。
「あっ!そうだ副隊長のこれとかどうでしょう?」
見せられたのは自主練中の自分、、、
「写真自体はよう撮れてるとは思うけど、ちょっと陰の努力アピールしてる感でん?恥ずかしいわ」
「そう、、ですか、、、あっ!これはどうですか?」
次に映されるのはバスケをする出雲、古橋、神楽の3人。
「あー!この間のバスケの試合のじゃないですか!よく撮れてますね!」
「お前がボールよりバック裏のカメラばっか見てたあれな」
僕たちの会話が聞こえたのかぞろぞろと集まる部下たち。
気が付けばお披露目会状態となっていた。
「こう盛り上がってくれると思い出アルバムを作った甲斐がありますね〜」
「候補の仕事やなかった?まぁええけど、、、」
「なっ!///これは!!!」