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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第6章 穢れた過去



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トキヤside

2人で洗面室の前で立ち止まり、
〇〇さんが浴室から出てくる
ガラッ…という音を聞き

「レディ!」
と先にレンが扉を開ける

『ひぁっ!?///
どうしたの、2人ともっ(>ㅿ<;;)』

〇〇さんが咄嗟に体を
バスタオルで隠しますが、

首や背中…脚に
歯型がかなりくっきり付いている
のが見えて

「こんなにくっきり…」

と背中の方をするりと撫でると

『っ……//
トッキー…//』

と、頬を赤く染める〇〇さん。

「っ…//」

可愛い…

「…ほんとに…
あの2人…
やってくれるよ…」

レンはそう言って、
肩の歯型に
ジュッと吸い付いて

『ぁんっ////
レンく…っ///」

と、キスマークで、
上書きしようとしている。

『は、歯型のことなら、
2人も謝ってくれたし…

見た目ほど痛くないから…
全然平気だよ?』

心配するレンを
優しく見つめる〇〇さんですが、

「レディ…君が許しても、
俺が許せそうにないよ…

あの2人…
この痕、残ったらどうするつもりなんだ。」

まだ怒りが収まらない様子のレン。

『あ、でも、…っ、
私がちゃんとお話できなかったのが
悪かったの…

だから、怒らないであげて…』

「〇〇さん。私たちは今日、
貴女のことを…沢山聞きました。

だけど、貴女が、
悪いことなんてひとつも無かった…
ひとつも…です。

…だからっ….」

貴女が悪いなんて言わないでと
〇〇さんを見つめるけど

『いいの、私が悪いから…
だから、喧嘩しないで…//

お願い…//』

と、私をなだめるように
言われてしまう。

その瞳には敵わない…

「…………はぁ……」

「…もぅ…///」

ぎゅぅ……

『2人とも…
我儘言ってごめんね…//』

「んーん。……
俺達も…昨日
何も聞かずに電話切ったもんね…

蘭ちゃん達を怒る資格……ないか…」

『レンくん…。』

「確かに。
貴女を信じきれなかったのは
私達も同じ…ですよね。…」

『トッキー…

2人とも…ありがと…///』

暫く抱きしめあったままでいると…

『っくしゅ…』

と、〇〇さんのくしゃみ
で彼女がほとんど裸の
状態だったことを思い出します。

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