• テキストサイズ

【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第4章 baby my strawberry



**

レディが動けないこともあって
3人でリビングでまったり過ごす。

俺は抱っこのご褒美に
膝枕をしてもらって

バロンの肩にもたれて
編み物中のレディを
じーっと見つめる…

意外にも裁縫や編み物が得意なレディ。
帽子やつけ襟を編むのが大好きらしい。

俺にもなにか編んで…

って言って作ってもらってるところ( ¨̮ )

「すごい速さで編み物って出来ていくんだね…」

『ん~…慣れだよ〜
この仕事ってオフでもなかなか
外出できないから…
ついつい糸と針に手を伸ばしちゃうんだよね』

レディは編み物に夢中だし
バロンは読書中…

本当にまったりしてるだけ…

俺が暇しているように見えたのか
編み物の手を止めて

『レンくんも…やる?』

だって。

「んー……暇だしやってみようかな^^」

だって手取り足取り教えて貰えて
すごく構って貰えそうだもんね。

『じゃあ、針はこうやって持って…
糸もこんな感じで…』

「えっ、…結構難しいんだね」

『ふふっ、…で、
ここをくるっと…してみて』

「こ、こう?かな?」

『ん…そう…そのまま…くるっ』

「くる…」

『そう!上手〜!』

と、頭を撫でられて
満更でもない俺。

そのまま2人で
レディは俺のベレー帽を。
俺はレディのを作ってあげることに。

って、レディはもうほぼ完成したから
次はバロンのを作るって言ってるけど。


**


数時間後…

「んー…全然進まない…」

『初めてなのに
こんなに出来るの凄いんだよ?

編み物ナメないで(=_=)』

励まされながら怒られてる俺。

集中しているといつの間にか
膝枕をバロンに取られていることに気づく。

「おい。
いつまでこうしていなきゃならんのだ。」

『もうちょっと〜…

頭のサイズが分からないと
ヘンテコになっちゃうでしょ〜?』

「チッ…
何故、神宮寺と
お揃いの帽子なぞ…」

『えー?だって絶対かわいいじゃん。』

なんて、言ってきゃっきゃしてると…

つけっぱなしのテレビから

"shining space TV

愛のシャイニング劇場

baby my strawberry"

と流れる。

/ 281ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp