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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第11章 SSS選考ライブ



”「………寿 嶺二~!

wild&freedom
ビートを刻むgreat soul!!
黒崎 蘭丸〜!」"

『えっ?メンバー紹介がある!
ランランカッコよすぎる!
ヤバい!ヤバい!』

「アンタの語彙力がヤバい。」

"「……美風 藍~!

時に冷たく 時に甘く
絶対零度のオーロラの輝き

カミュ〜!」”

『きゃぁぁっ!!
カミュ様〜っ!!(≧▽≦)』

「アンタ…もうただの、ファンじゃないの」

『そうだよ!
すごい課金してるよ!?
この家の維持費考えたら
億は行ってる(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑』

「……じいちゃん泣くぞ。」

『うへへ(๑ ́ᄇ`๑)

って言ってる場合じゃない!
歌!始まるっ!』

とQUARTET NIGHT
がステージに現れ、

"「届け、声よ
風と響きあい~……」"

アカペラから曲が始まる。

**

『ミ"ューちゃーん
ラ"ンラ"ーン( ˃ ⌑ ˂ഃ )

ざいごうだよぉぉぉ( ˃ ⌑ ˂ഃ )』

って、叫びながら最後は
涙まで流している〇〇。

こんなに必死になれるなんて…
ホントすごい。

『歌唱力もダンスもすっごく
レベルアップしてる!

沢山練習したんだねぇ…//

ほんと…私の相手もして…すごいよぉ…( ˃ ⌑ ˂ഃ )』

「それは…ほんとに…。
でも、本当なら練習する時間を
〇〇に当ててたんなら…

それほどの価値がアンタにあるってことじゃない?」

2人ばっかりが凄いみたいに言うから、
〇〇のファンの私は
アンタも凄いんだよって言ってあげる。

『うっ、そ、そ…かな…////』

言われ慣れない褒め言葉に
照れた顔をする彼女。

「そうよ。
もっと自信持ちなさい。」

と肩を叩く。

『う、うん…//』

でも私には笑えないことがひとつあった。

もともとSSSにさほど興味が無かった
〇〇は多分気づいてないけど、
彼らの作曲家…確か同じだったはず。

こんな若くて可愛い子が…って驚いたもの。
それこそ、〇〇のあのステージ
の衝撃くらい。

〇〇がそれを知った時、
恐らくまたなにか波乱が起きる。

彼氏たちも少なからず
影響を受けたり、好意を寄せたりしているはず。
何も無ければいいんだけど………



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