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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第10章 記憶の上書き



撮影後

今日はクリーニング車ではなく
芸能活動用の社有車(黒のベ〇ツのセダン)で
送迎してくれている菱。

後部座席に
ランラン、私、ミューちゃんの順で座る。

『……( ˊᵕˋ ;)』
「「……」」

菱から後部座席の静けさに
様子を伺う視線を感じる

(何この空気……(=_=))

(色々あったの…(--;))

とルームミラー越しに目で会話する。

2人の様子を伺うけど、
怒ってるのか通常通りなのか
表情では全く読み取れない。

もう暗くなっている窓の外ばかりを見て
朗らかでは無いことは確か。

って…なんで私ばっかり
こんなに気にしなきゃいけないのさ。

なんだか眠いし…
2人のことも気になるけど、
もう寝ちゃおう…

(…菱…寝ちゃっていい?( ¯꒳​¯ )ᐝ)

(OK♡(。☌ᴗ☌。))

私は思いのほか疲れていたようで
直ぐに眠りについてしまった。

『……zZZ』


**

暫くして
遠くから菱の声が聞こえる。

「まっ………さまっ……
□□さまっ、
到着しましたよ。」

『ん、……』

「起こさずとも良い。
俺が運ぶ。」

その後ミューちゃんの声もした気がしたけど
睡魔に勝てそうにない…

ふわふわ浮いている感覚と
石鹸のような清潔な香り
そして、この体幹のしっかりした感じ…

(ミューちゃんだぁ//)

と、頭より先に体が認識して
すりすりと香りのもとに頬擦りしながら
また意識を手放す…


**

『…zZZ』

あれ…ランランの匂いに変わった…?

そして彼らの会話がうっすら聞こえる…

「おい…マジでやるんだよな…」

「当たり前でしょ。
ブッキーに先を越されたなんて
蘭ちゃんたち、なにやってんの。」

「うるせえ。
嶺二の行動なんか予測できるかよ。」

「これ…起こしてからじゃダメなんですか?」

「何言ってんのイッチー。
自主的にさせるのは…

ん、まぁ、それはそれでイイんだけど、
お仕置っていう体だと、
俺達も〇〇ちゃんも燃えるだろ?

それに、普段は怒られるようなことも
させて貰えるかもしれないよ?」

『スー…スー…んっ…』

「おい、〇〇が起きる。
静かにしろ。」

「す、すいません」

レンくんとトッキーの声もしてるような…
…って、都合のいい夢かな…


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