第9章 QUARTET NIGHTとの撮影
こうなったら経験上
正直に言った方がよさそう…
「なんだ?その間は
…やはり感じたのか?」
怒りの交じった声で
ミューちゃんにまた睨まれたので、
『び、びっくりして
甘噛みされた時、
2人に…その、
噛まれた時のことを思い出して
ちょっとだけ…感じちゃった…//』
と、正直に伝えると
「なっ!?//」
「くっ!!//」
少し眉間に皺を寄せたものの、
頬を染めて固まる2人。
ひとまずこの場は凌げそう…
と思い、
『ほ、ほら、
次の撮影の準備でスタッフさん来るから
2人とも戻って?( ˊᵕˋ ;)」
と言うと、
少しぎこちなく、
控え室を出ていく2人。
「帰ったら…分かっているな?」
退室する前にミューちゃんに
鋭い視線でこう言われ、
ドキッとする。
今度はどんなお仕置が待っているんだろう…//
という期待と不安が胸いっぱいに広がる
そして、
部屋をコンコンとノックする音が聞こえ、
次の撮影準備に移る。