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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第8章 美しき過去




『じゃあ行ってらっしゃい( ¨̮ )』

チュ……ギュー

ミューちゃん、ランラン、レンくんを
リビングで見送って

まだ業務開始まで少し時間あるなーって
ソファでニュースを見ていると…

ギシッ…

コーヒーを入れ直してきた
トッキーが私の横に少し距離を開けて座る。

初めての2人きりに
緊張しているように見えて

可愛い…//なんて思ってしまう。

『…//』

ギシ…

私はトッキーの横にぴとっとくっついて
肩…には少し届かないけど
左腕にもたれかかる。

「…///」

特になにも反応は無いけど、
なんだか初恋の男女みたいで初々しい。

『なんか…照れるね…//』

「…ええ…///
言葉にしないでください…//

余計に…気恥ずかしくなります…//」

『………//

ねぇ、トッキー…//』

この空気に耐えられなくて
トッキーを見つめると

「なんです…その可愛い顔は…//」
チュ…

『ん…//』

とキスしてくれる。

はぁぁ…♡
綺麗な顔…♡

私なんかより
きれいな肌に
サラッサラの髪…
瞳もキラッキラで…

トッキーの努力が凄いってことが分かる。

『……なんか、悔しい…//』

「えっ?なにがです?( ˊᵕˋ ;)」

『なんでもない…//』

「もう、なんなんですか…( ´ㅁ` ;)」

まったりと
こんなやりとりをしていると

『あっ、そろそろ
書斎行かなきゃ…』

と、時間が迫っていることに気づく

パッと立ち上がる私の腕を
ぎゅっと掴み
なんだか寂しそうにするトッキー…

『ん?…どうしたの?』

「……せっかく2人きりなのに…」

と、ボソッと呟く。
なんだか子供みたい…

じっとトッキーの様子を伺っていると

「あっ、す、すいません…
子供みたいなことを言ってしまって(>ㅿ<;;)

わ、私のことはきにせず…」

と、焦って謝るトッキーに

『じゃあ、一緒に書斎くる?
同じ空間にいるだけでいいなら
書斎で好きな本、読むといいよ^^』

と提案すると…

「い、いいのですか?」

と、ぱぁっと表情が明るくなる。

こういうところを見ると
やっぱり私の方がお姉さんなんだな…
とか思ってしまう。

『いいよ^^
私お喋りしながらでも
仕事出来るタイプだから^^

色々お話しよ〜』

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