第5章 あーの曲耳から離れーなくなったんですけーど♪
「綺麗な服の隣で、ダニが、卵産む〜♪」
「あぁ~⤵⤵」
「あぁ~、知りとうなかった、知りとうなかった、知りとなかったよ〜♪」
アレからかれこれ2時間ほどダンスをしているが二人が満足するモノは出来ず、時間だけがすぎていく。
「ちゃんと、合わせてよ」「無茶言うなよ。ただでさえドリブルやらエラシコやら色々やって、いっぱいいっぱいなのに、合わせろとか無理」
泣き言を言ってるステゴ。つーか、女史さんめっちゃ上手い。
「俺と代わるかぁ」
ロレンツォが立候補すると
「引っ込んでてくれる?!?ゾンビはゾンビらしくスリラーでも踊ってろよ!」
ちょっとキレ気味にステゴが食ってかかる。
「うわぁー、ちょっと見てみたいな。有り難いけど一応罰ゲームなので」
「なぁー流石にここにアントニールーレット入れるのは無理あるんじゃ」
何故かラヴィーニョがダンス指導入ってるし、
観客が徐々に増えていき
見守る事、一時間。そろそろ歌が脳内で自動再生されるようになった頃
「お待たせしました。ありそうでなかった。男性用ゴンゴン♪」
「いえーい⤴⤴」
「虫除けしたいし、匂いも気になる。男のこのゴンゴン♪」
バックダンサーに蜂楽やラヴィーニョさんやクリスさんやらロレンツォ達等が、参戦しだして、かなり豪華な、ダンスになっていた。
「よし、これで行こう。それじゃあ皆準備いいか!この1回で取り切るぞ!」
【おおー!!!】
全員で声を張り上げ踊り始める。
後で動画を再生して気づいたのだが、背後でノアが驚いた顔してダンスを見ていた。