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すの日常

第1章 やきもち


今にも泣き出しそうな

はるを引き寄せ両手でぎゅっと抱きしめて

その耳元で

「勉強の邪魔した罰です…笑」


そう言って小さくて形のいいはるの耳に

甘く噛みつく…


びくんと身体を震わせ小さな声を上げながら

俺の腕にしがみつくはるに



「康二と俺どっちが好きなの…?」


なんて意地悪な質問を投げかけると…



「何でそんなこと聞くの…?」


なんてはるは涙目で俺を見つめる…


その目に見つめられると

もっともっといじめたくなって



「ちゃんと言うまでやめてあげないよ…?」



そう言って耳たぶ…首筋…鎖骨…

知り尽くしてるはるの弱い部分に

次々にキスを落としていくと…



はるはぎゅっと俺に抱きついて


「亮平が好きです…大好き…」

そう真っ赤な顔で恥ずかしそうに言う…笑


そんなかわいい反応に満足して


「はい…よく出来ました笑

ちゃんと言えたから今日の勉強はここまでにして

はるにご褒美あげないとね?」




そう言ってはるの身体を持ち上げ

ベッドに運ぶ俺の耳元で



「亮平の意地悪…でも大好き…」


そんなはるの甘い声が囁かれた…


〜阿部さんの場合〜
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