第1章 やきもち
「意味わからないんだけど…
俺といるのに今誰と連絡とってるの?
俺より大事な人?」
そう言って不機嫌にくるみを見つめると
くるみはそんな俺から目を逸らし
「ごめん…でもそういうんじゃなくて…」
なんて言葉を濁す…
はっきりしないくるみの態度に
余計に腹が立って
ソファーに座るくるみを押し倒し
“照…?“
そう俺の名前を呼ぶくるみの唇を
キスで塞ぐ…
苦しそうに喘ぐ唇に
舌をねじ込み口内を犯すと
くるみの目から涙がこぼれ落ちる
でもだからって
許したりしない…
だってくるみは
俺だけのものだから…
他の誰にも渡したりしない
俺だけしか見れないように
ただただ
くるみの体に俺の痕を
甘く苦く痛いほどに残す…