第11章 *俺のモノ 御影玲王
『はい!約束のやつね!』
「ありがとう、」
無事練習も終わり、は約束通り凪にアイテムを渡した。
「ねぇ、今度はこのアイテム欲しい。運いいから当ててよ」
『えー、、、こんなとこで運使いたくないよ』
「おい凪、あんまりを困らせるなよ」
「そしたら練習ちゃんとする」
『うー、、、仕方ないなぁ、、、頑張るか、、、』
「やったね」
「っ、、、(おいおい、凪に甘すぎねぇか?)」
いつも通り3人で帰る帰り道、今日はやけに胸の中がむしゃくしゃだ。
凪も最近俺よりに構ってもらおうとしてるし、もで凪に甘ぇ気がする。
「じゃ、よろしく〜」
『当たるかはわかんないけど、、、頑張ります!じゃあね!凪くん!』
気がつけば凪の家の前に着いていた。
凪に別れを告げ、と2人になる。
いつもなら色々と話すが、今日はそんな気分じゃなかった。
無言の時間が続き、が漸く口を開いた。
『玲王、、、、なにか悲しいことあった?』