第10章 *過保護 糸師 冴
「いいか、絶対に夜は出歩くな。とりあえず明日の夜に迎えに行くからそれまで大人しく家にいろよ」
『ふふ、ほんとに過保護だなぁ』
「過保護じゃねぇ。お前が鈍臭いからだ」
そう言いながらも優しく頭をポンポンしてくれる冴ちゃん。
口は悪いけどほんとはすごく優しくて、ちょっぴり嫉妬が激しくて、私のことを大切にしてくれて、、、、凄く過保護なのだ。
そんな彼を重いという人もいるだろう。
だけど私はそんな彼が、、、、
『冴ちゃん、、、大好き!』
「ふっ、、、、小声)俺もだ」
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