第9章 *よっちゃんの嫉妬 潔 世一
目の前で涙を流しながら甘い声をあげる彼女をぼーっと眺めながさっきの出来事を思い出していた、、、
「あれ〜?潔じゃん!!」
「蜂楽!?昨日ぶり!」
『よっちゃん!お待たせー!、、、って廻??』
「!?え、もしかして潔の彼女って?」
「お前ら知り合いなのか!?」
まさか蜂楽とが知り合いだったとは、、、
親しげな二人、、、の顔が少し赤くなる、、、
なんでそんな顔してんだ?
そんな可愛い顔していいの俺の前だけだろ?
沸々と何かが込み上げてきた、、、そして俺の中でなにかが壊れた。
「蜂楽悪りぃ、ちょっと急ぎなんだわ。またな!」
グイッとの細い手首を掴み蜂楽に別れを言いその場を後にした。
蜂楽ももきょとんとした顔をしていた。
「う、うん!またねぇ〜」
そう言う蜂楽に背を向け俺は足を進めた。
『よ、よっちゃん!?何処いくの、、、?』
の言葉を無視して、、、