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エゴイスト達とアオハル【ブルーロック/R18】

第5章 *甘い香り  千切 豹馬


ドサッ

『豹馬、、、、?///』

「、、、、、、お前のこと抱いていいか?」

そう言いながら私を見下ろす彼の瞳は熱を孕み、ギラリと光っていた、、、まるで獲物を捉えたチーターのように


----数時間前

『おまたせ!ごめんね、待った?』

「いいや、俺も今ちょうど着いたとこ」

ほらっと差し出される手にそっと自身の手を重ね合わせる。

久々の感覚に胸がキュンキュンだ。

突然昨日告白されて、そして今日。

鹿児島に帰る前に東京観光しないか?とデートのお誘いを受けたのだ。

手を繋いで隣を歩いている彼は今やスーパースター。

若干周りの視線も気にはなったが、それなりにデートを楽しんだ。

そして夜、、、、

『お邪魔します、、、』

「おお、散らかってて悪いな。そっちのベッド使ってくれ」

彼の指差す比較的綺麗なベッドの方に荷物を下ろした。

今日は豹馬の部屋にお泊まり。

部屋といっても彼の宿泊しているホテルにだ。

元々今日鹿児島に帰る予定だったので、今日の寝床がなかったのだ。

もう一泊するにも学生の私には痛い出費で、一度はデートを断ったのだけど、、、、

「なら俺の部屋泊まれよ」

一瞬彼の言葉に胸がバクバクした。

同じ部屋、、、、それにカップルってことはそーいうこと、、、??

元々付き合ってたけど、キス止まりの私たち。

まだそーいうことするのはお互い早いって思ってたし、、、

私がアワアワしていると、ちょうど同室の人が今日帰ったらしく、一台ベッドが空いてるから安心しろよと言う豹馬。

彼の言葉に彼自身そーいうやましい気持ちが全くないことに気付いた。

そしてそーいうことを考えた自分が恥ずかしくて堪らなくなった。

勿論デートしたかった私は、、、


『お願いします!』


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